梅雨も様変わりしたのでしょうか、7月も中旬以降、各地で被害を起こすほどの豪雨となっています。報道で見る生々しい爪痕に心が痛みます。被災された地域で一日も早く復興しますように願って止みません。水不足の心配も困りますが、春先の低温と日照不足で果物や野菜に影響が出ており、私の郷里の大好きなサクランボ、桃も不作で口に入りません。何事もほどほどで願いたいものです。
新学期がついこの間始まったばかりかと思っていましたが、早いもので子ども達が待ちに待った夏休みがやってきました。皆様の夏休みの思い出はいかがですか。私の子ども時代の夏休みは何をするでもなく一日中遊んで、休みが終わる数日間、両親に叱られながら山積みの宿題に悪戦苦闘した思い出ばかり。それも懲りること、反省することなく、毎年恒例の行事のように宿題をためこみ、間際にあわてて・・・を繰り返していました。
そんなことは棚にあげ、いえ、同じ辛さを味あわせないために、また、私の両親が味わった大変さを経験したくないため、気がつくとついつい息子に口うるさく“宿題、宿題”と言ってしまっています。「一度言えば分かる」という(どこかで聞いたような、その昔、私もたびたび母に言っていたような)言葉で息子にうるさがられながらも、いやいや油断は出来ないと朝から気温も高いのにさらにヒートアップするように熱いバトルを繰り広げる長い夏休みが始まりました。
私が長年覚え、書いてきた漢字の書き順が間違っていたり、止め、はね等、細かいところをいい加減にしていたところがあって、あわてて訂正、覚えなおすのに必死、ということもあり、一方、新しい発見、知らなかった知識(単に忘れてしまっただけの事かもしれませんが)に出会う喜びもあります。私自身の学び直しのチャンスでもあり、息子と一緒に楽しもうという気持ちに切り替え、(私達の頃より多いように思う)宿題に立ち向かうつもりですが、夏休みは今始まったばかり、さて、最後まで持つかしら。
それに残念ながら、以前はもう少し早く何事もすーと頭に入ったように思うのですが、いまやなかなか覚えられなかったり、すぐ忘れたり、苦労しそうです。例の「脳トレ」も“継続は力なり”で続けてはいますが、ややマンネリの感じもしてきたところですし・・・。
しかし、小学校の勉強であっても、私自身が興味と関心を持って新しいことに挑戦する気持ちでやれば、自分の脳の活性化にもつながるような気がしておりますが、いかがでしょう。
どうやら私にとっての今夏は“子どもの宿題で脳の若返りを”ということになりそうです。自分の脳年齢のため、そして自分の子ども時代の夏休みのリベンジ(revenge=雪辱)のため。秋には脳年齢の若い私に変身できていることをご期待ください。
それでは皆様方も暑さに負けずに思い出に残る夏をお過ごし下さい。 |
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