No,108 平成17年3月18日(金)

■特集■ 院長は1月20日(対象2年生)と2月10日(対象1年生)の2回に分けて、小浜水産高校で「知っておきたい性の知識」と題して講演を行いました。恒例のスライドによる視覚性の高い講演です。
 今回は届けられた生徒さんの感想を載せます。最近の高校生の性に関する関心と興味、既得知識とのギャップが伺えます。 
※( : 男子 ・ : 女子 )

1) 高校へは夢をかなえるために来たので、かなえるまではセックスはしたくない.好きなことや仕事で死ぬのは悔いは残らないが病気で死ぬのは絶対に嫌だ。病気になるまでしてセックスやフェラはしたくない。
2) 軽い気持ちでセックスしてはいけない。性感染症に感染しないことが大事。やはり軽い気持ちはいけない。
3) 性感染症や妊娠のことはよく分かった。女と男はお互いをよく知らないといけない。病気はもらいたくない。避妊方法をもっと具体的に知りたい。
4) 自分一人のことではなく、相手のことも考えないといけないことが分かった。
5) 淋菌やクラミジアという病気があることが分かった。エイズや梅毒、B型肝炎は命を奪うことを知った。今まで聞いたことがないものばかりだったので、すごく勉強になった。この先、性行為をすることがあったら相手のことをしっかり考えようと思った。
6) 性教育は中学生の時にもあったけれど、今日のような詳しい説明はなかった。性感染症にはたくさんあることを知った。中絶は身体が傷つくし、赤ちゃんを殺してしまうのでとても悲しいことだと思った。あってはならないことだと思った。話が聞けてよかった。
7) 中学校でも性教育は受けたが性行為で感染する病気がこんなにたくさんあってびっくりした。
8) まだ知らないことばかりだからよく分からんけど、寒気がするほど怖かった。相手に対する気配りが必要だと分かった。何か症状が出た時は医師に相談すること。もっと勉強したい。
9) すぐそこに危険があることに気づいた.甘い気持ちでセックスしてはいけないと思った。相手のことも考えて行動したい。赤ちゃんは育てるのが大変だからいい加減な気持ちでセックスしてはいけない。今日の気持ちをずっと持ち続けたい。
10) 今日のお話で性のことについて改めてきちんとしないといけないと思った。私には関係ないと思っていたけれど、いつかこんな風になるんだと・・・。難しかったけれど性の大切さが前より自覚できたと思った。もっと聞きたかった。
11) 性を簡単に考えて子どもができたら大変だ。
12) もし自分の子供が性感染症で生れてきたらと考えるとすごく怖くなる。
13) 性の問題はとても大事だと思った。妊娠してしまったら自分達だけで決められないし親にも迷惑がかかる。精神的にも肉体的にも辛くなる。そんな最悪にならないようにしたい。
14) 知らないことがありすぎた。今後の生活で絶対に役立つと思った。
15) 高校生らしい付き合いをして今後の人生を真剣に考えていきたいと思う。
16) 私の知っていたのはエイズだけだったが、他にもたくさん種類があって恐くなった。
17) 先進国の中で日本だけがエイズ患者がどんどん増加していると聞いて腹立たしかった。
18) (セックスをするということは)生涯を通じて責任が持てるかどうかの問題だ。だから未成年者の妊娠は大変なことだ。そして「中絶は殺人と一緒だ」とおっしゃった中山先生に私も「本当にそうだな」と思った。

あとがき
1) この特集でもお分かりのように院長は精力的に若狭三高校で性に関する講演を行なっております。
2) 院内ミニギャラリーは今月から辻 家晴さんのペン画です。
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