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No,98 平成16年5月20日(木)
■スイス旅行のこと■ 総 務 松井 正
4月中旬、スイスへ行って来ました。十数年前、友達とヨーロッパを回ったことがありましたが、今回は家内を連れて行きました。家内との海外は2回目です。今までは海外も友達や一人旅が多かったので、いよいよ家内孝行を志すようになったようです。
スイスへの目的は山登りにありました。と言ってももうリュックを背負っていく体力がないので、みんな乗り物の恩恵に預かり、ユングラフヨッホとマッターホルンとモンブランの三峰を登ってきました。
乗り物と言ってもそれがすごいので、日本の槍ヶ岳のようなゴツゴツした岩壁の何万年前の氷河の上を新しい積雪が覆っている、その山腹にセードを張り巡らせ、その中をアプト式の登山電車が走ります。ユングラフヨッホなんかはロープウエイで3500mを15分で一気に登りますから頂上につくと頭がぼやけ、足元がふらふら、いわゆる高山病にかかりました。生れて初めての経験でした。
スイスの首都ベルンで4泊しましたが、その都は町全体がユネスコの世界遺産になっているだけあって、どの建物も絵になる、写真になると言った美観です。
さて、大まかなことはそのくらいにして、スイスで感心した3つの事柄を書いておきます。
一つは、チェルマットと言う町は電気自動車しか走っていません。着いた途端に空気がうまいと感じました。二つ目はある都市間は自動車を(30台位)乗せて運ぶ電車でしか自動車が移動できない状況です。謂わば陸のフェリーです。これで随分排気ガスが押さえられます。三つ目は、ベルリン市内電車は1.7スイスフラン(150円位)ですが、自動切符販売機には、大人か子供・イヌのマークがあり、イヌと自転車は自由に乗せられる、ただし子供の料金を払って。
人に吠えたり噛みつくイヌは散歩できない、そのようなイヌなら飼う資格がない人とみなされる、と言うことでした。
写 真
>>ベルンの町は到る所に噴水と人形がセットであります。また石造りの建物に色んな美的装飾が施されていて建物も美術品という意識が強いことが分かります。
<<ベルン市観光局がくれた「タダシ マツイ はユネスコ世界遺産のベルンを訪問した」(原版はA4)という証明書。外国人を観光に誘致する力の入れ方が伺えます。
ロンドンで買ったタバコの表書き。日本のは側面に小さく「健康のために吸い過ぎに注意」くらいですが、こちらは実に明解、特筆大書です。
@ 禁煙のために医師か薬剤師に相談して助けて貰いなさい。 A 喫煙は精子を傷つけ授精力を減退させます。 B 喫煙はあなたとあなたの回りの人に重大な危害を加えます。 C 喫煙は殺します・・・日本語はこんなきつい言い方をしないので日本語らしく訳せば・・・喫煙は命に関わります。又は、命を縮めます、かな。
@
A B C これだけ言っても分からん者にはわしゃ知らんよ。訴えてもだめですよ、でしょうか。