No,82 平成15年1月20日(月)

■夢とボランティア■  院長 中山 茂樹
 後ればせながら、新年明けましておめでとうございます。昨年暮れより流行し始めたインフルエンザが猛滅をふるっております。くれぐれも手洗い、うがいは忘れずにして下さい。

 今年、私は50歳になり、丁度半世紀を生きたことになります。そこでこの正月から、今から10年先、20年先の日本や世界はどうなっていくのだろうと考え、その考えがまとまり次第この原稿を書こうと思っていたのですが、袋小路のように行ったり来たり、で予想がつかず考えあぐねいている状態です。ただ、これから10年くらい先は余り変わらないとはいえるようですが、さて、20年先となると…。
 
 20年先、日本はまず人口が減少しています。小浜の人口も3万人を割っているかもしれませんね。人口が減るということだけは確かで、そうなると税収入が減るので、私達の払う税金は一人当たり必ず増えるということです。ということは20年先も徐々に増える税金に、皆耐えて、社会は今と変化ないということでしょうか。それともデフレスパイラルを解消していく方法はやはりデノミしかないのでしょうか、などと突拍子もないことを考えて、やはり、結論は出ませんね。

 私の生活に対する基本概念は“食べて行ければよい”と言うことにしています。それ以外では、密かに夢を抱いて生活しています。その夢の一つは、どんなウイルス(感染)でも治す薬を自分が造り出せたら、とか、どんな癌でも治る薬が造れないものかとか、あるいは、一年間休暇をとって世界一周をするとか。夢とは実現可能の望みは少なくても、思うことは自由ですから、さらに宇宙を駆け巡ります。

 現実味のある夢は夢でなく、現実からかけ離れているからこそ、夢になるのだと思います。夢を持ちながらその一方でこういう時代ですから、人として自分自身を考え、磨く時だと思います。将来機械化が進む中、確実に人間性、個性が求められる時がくると思います。

 もう一つ、これからの日本にますます必要なことは色んな面でのボランティア活動だと思っています。個々が当たり前のようにボランティア活動に取り組めば、世の中の停滞も否応なしによい方へ変わっていくのではないかと考えています。これからの20年、「夢」と「ボランティア活動」がキーワードのように思えます。どうか、皆さんもこのキーワードに心寄せていて下さい。

■不妊の苦悩から妊娠の歓喜へ■  三方町 田辺 里江
  私が中山クリニックを訪れたのは4年前の事。結婚前に卵巣の手術を受けており、子宝に恵まれず悩んだ末の受診でした。

 半年間、検査や治療を受けましたが、妊娠に至らず腹腔鏡の手術を覚悟し、手術日まで決定しましたその5日前に、待望の妊娠が判明したのでした。

 その時の喜びは一生忘れることができません。不妊治療中は妊婦さんを見ると嫉妬し、自分は一生あんな大きなお腹になれることはないのかなと落ち込んだ事、時間があると「赤ちゃんが欲しい」という本と睨めっこしていた事、今になったからこそ、言える辛さを経験しました。院長先生をはじめ、スタッフの皆様のお陰で、平成12年11月、初めて我が子を自分の胸に抱く事ができました。

 そして、14年の12月にはなんと2児の母となることができたのでした。

 不妊で辛い思いをした分、母親になれたという大きな喜びを知り、家族皆に待ち望まれた妊娠・出産を経験することができました。本当にありがとうございました。感謝の気持ちで一杯です。

 私が貰ったこの喜びと感謝の気持ちを一人でも多くの不妊で悩んでいらっしゃる他の方々にも分け与えてくださることを念願しています。

 あとがき   
 上の田辺さんの文章にもありますように、当院は県下でも数少ない不妊治療を行っています。そのための設備、機器と院長をはじめ技術面でのスタッフがそろっています。
 用語としては「体外受精」「顕微受精」「凍結保存」を行える医院ということになります。
 診療内容を詳細に掲げれば次の通りです。

産 科  不妊外来・母乳外来・産科手術・母親学級・マタニティビクス・アフタービクス・ベビービクス

婦人科  婦人科一般外来・乳房外来・子宮ガン検診・更年期外来・思春期外来・不妊症外来

小児科  小児科一般外来  乳児検診  アレルギー外来

内 科  内科一般外来
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