後ればせながら、新年明けましておめでとうございます。昨年暮れより流行し始めたインフルエンザが猛滅をふるっております。くれぐれも手洗い、うがいは忘れずにして下さい。
今年、私は50歳になり、丁度半世紀を生きたことになります。そこでこの正月から、今から10年先、20年先の日本や世界はどうなっていくのだろうと考え、その考えがまとまり次第この原稿を書こうと思っていたのですが、袋小路のように行ったり来たり、で予想がつかず考えあぐねいている状態です。ただ、これから10年くらい先は余り変わらないとはいえるようですが、さて、20年先となると…。
20年先、日本はまず人口が減少しています。小浜の人口も3万人を割っているかもしれませんね。人口が減るということだけは確かで、そうなると税収入が減るので、私達の払う税金は一人当たり必ず増えるということです。ということは20年先も徐々に増える税金に、皆耐えて、社会は今と変化ないということでしょうか。それともデフレスパイラルを解消していく方法はやはりデノミしかないのでしょうか、などと突拍子もないことを考えて、やはり、結論は出ませんね。
私の生活に対する基本概念は“食べて行ければよい”と言うことにしています。それ以外では、密かに夢を抱いて生活しています。その夢の一つは、どんなウイルス(感染)でも治す薬を自分が造り出せたら、とか、どんな癌でも治る薬が造れないものかとか、あるいは、一年間休暇をとって世界一周をするとか。夢とは実現可能の望みは少なくても、思うことは自由ですから、さらに宇宙を駆け巡ります。
現実味のある夢は夢でなく、現実からかけ離れているからこそ、夢になるのだと思います。夢を持ちながらその一方でこういう時代ですから、人として自分自身を考え、磨く時だと思います。将来機械化が進む中、確実に人間性、個性が求められる時がくると思います。
もう一つ、これからの日本にますます必要なことは色んな面でのボランティア活動だと思っています。個々が当たり前のようにボランティア活動に取り組めば、世の中の停滞も否応なしによい方へ変わっていくのではないかと考えています。これからの20年、「夢」と「ボランティア活動」がキーワードのように思えます。どうか、皆さんもこのキーワードに心寄せていて下さい。 |
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