No,79 平成14年10月18日(金)

■読書の秋…お勧めの本■   小児科医師 中山 真里子
 どこからともなく金木犀の甘い香りがただよい、気が付くとはや10月。秋のお彼岸には時をたがわず赤い花を咲かせてくれる曼珠沙華といい、あらためて自然の妙に驚きます。その上にさわやかな秋晴れを望みたいところですが、日中の気温は例年の9月並みで汗ばむ程の日も多く、戸惑います。体調を崩しやすい気候ですが皆様お変わりありませんか。

 世の中はニュースに事欠かさない毎日で、心の痛む事件も日常茶飯事のように報道され“また?”と、心穏やかに過ごせません。ノーベル物理学賞、化学賞のお二人とも飾らない人柄とともに“常識に捕らわれるな”という言葉が印象的でした。一方、北朝鮮拉致被害者5人の方の24年ぶりの帰国は急な展開でしたが、これからいろいろ明らかにされると“事実は小説より奇なり”ということになるのでしょうか。空白の時間は元に戻しようがありませんが、これからはどんな展開になるのか、幸せを祈りつつ見守りましょう。

 ところで、スポーツの秋、行楽の秋、読書の秋、皆さんはどんな過ごし方をされていますか。秋の夜長、たまには読書などいかがでしょう。

 私は1年前ハリーポッターの第3巻を読み終えてから目下、第4巻「炎のゴフレット」の発売を心待ちにしています。それとは別に「カシコギ」(趙昌仁 チョチャンイン著)は皆様ご存じでしょうか。白血病の息子とその子を看病する父を描いた話ですが、こんな愛があったのか、全て自分の体、命までもを与え尽くす父の姿に胸を突かれ涙なくしては読み終えられませんでした。人と人との関係が、家族の絆も含め、希薄になっている今、忘れかけていた親子の心の触れ合い、純粋な親の愛が描かれ衝撃的で、つたない言葉では言い尽くせない感動を久しぶりに味わいました。親が子を、子が親を傷つけ、殺めてしまう事件、生命が軽んじられる事件のなんと多いことでしょう。父チョンの生き方−愛するもののためには死をも恐れない−を多くの人に知って欲しい思いでいっぱいです。

 たまには涙を流すのも心のリフレッシュになるようです。この秋、皆様が心から感動される事(本)との素敵な出会いがありますように…。

■スポーツの秋だ■ 事務 赤尾 典子
 10月も半ばに入り、めっきり秋を感じる季節となりました。10月といえば食欲の秋がいつもの私ですがちょっと待って、今年は“スポーツの秋”で行こうかなんて考えているんです。

 というのも先日、地区の体育祭があり、例年のごとく、いくつもの種目に参加したのですが、体力の衰えをすごーく感じてしまったのです。こういう行事ごとは大好きな私ですが、日頃からの慢性の運動不足!気持ちは若いのに身体がついていかないのです。

 一番目に参加した大縄跳びで早くもダウン。20回、30回と回を重ねて飛ぶうちに足は棒のようになって動かなくなるし、息はゼーゼーで、もうヨレヨレのフラフラ。他に綱引き、14人スクラム、百足競争など6種目に出ました。お陰で、2日後、首から足まですべて筋肉痛のおまけつき。笑うとお腹が痛いし、手を挙げると肩が痛いし、歩くと足が痛いという始末。

 よし、今日からは無理だから明日から何かスポーツを始めよう。毎日ウオーキングをしようか、縄跳びを始めようか、自転車通勤をしようか、はたまた、エアロビに参加しようか…。

 よし、思い切ってYosakoiに入会しよう!なんて(できもしない)思いを巡らせている今日この頃なのです。やるぞー!たぶん…。たぶん。

あ と が き
1)9月24〜27日の4日間、今年も若狭高校の商業科と情報処理科の生徒さんが、当院の事業所内託児室でインターンシップに来られました。

2)当院ミニギャラリーでは9月から10月一杯まで、伊須田康則氏(小浜市東市場)のシルクスクリーンによる版画を展示しています。小浜市高塚の寺院で個展を開いた折の作品で、その地区の風景が主です。その他仏像なども多く製作されています。


3)今年の院内一泊旅行は、信州方面でした。9月15〜16日と10月13〜14日の2班に分かれて行きました。そのために医療に支障をきたさないように苦心しました。
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