No,78 平成14年9月15日(土)

■虫愛でる息子■  院長 中山 茂樹
 今年は夏らしい夏でした。バテられた方も多かったのではないかと思います。涼しくなった今、早く回復して下さい。
 
 テロ、戦争等不穏な国際情勢が毎日の新聞を賑わせていますが、対岸の火事と見ておれない気がします。日本人としての考え方が問われる時です。

 一方、国内ではうそが横行しています。日々、口に入れる食べ物も信用できなくなりました。健康補助食品と言っても錠剤やカプセルになっていればそれはあくまで加工品または薬として捉えて下さい。噛んで食べる物が食品、水を除いて飲むものは薬と考えた方が無難でしょう。

 話が変わりますが、5歳の息子が急に生き物に興味を持つようになりました。くわがた、バッタ、こおろぎ、亀に蟹など何でも家で飼いたいと言いだしました。どう飼えばいいのか、何を食べるのか、図鑑などを持ち出しては一緒に勉強です。しかし、当然のことながら世話をするのは母親の役目となっているようです。ご苦労様です。

 私の子供の頃は家(農家)の外へ出るとそこは自然の宝庫といった感じで、昆虫や魚は捕まえてきても家で飼うという気持ちはありませんでした。飼うといえば犬、猫、にわとり。高級なものとしては、小鳥、熱帯魚くらいだったと思います。家の回りの自然の中で遊び回っていたことしか記憶になく、学校の勉強の思い出はありません。しかし、そう言えば祖父と昆虫を取りに行って200匹以上捕って帰り、金たらいに入れておいたら夜中に逃げ出し、大騒動をきたした思い出があります。あれは飼うつもりではなく捕らえておくという感じでした。

 子供が生き物と接していてそれを“飼いたい!”という感情を持ってくれるのは親として喜ばしいことだと考えております。昆虫から始まり、動物に対しても愛情を持って接することは情操教育としては大変大切なことでしょう。その上、ものをよく観察する目も養われるように思います。(ただし、しっかり飼育する責任も持ってもらえればさらに嬉しいのですが・・・)

■老後の予測■  栄養士 多田 直子
 毎月、当院で購読している「栄養と料理」(女子栄養大学出版)9月号に私が今住んでいる名田庄村が掲載されていました。(下にそのページのコピー)
 
 4年前に完成した“あっとほーむいきいき館”が詳しく紹介されていました。今まであった診療所が保健、医療、福祉を合体させた総合施設になったのです。村民人口の28%を超える高齢者が手厚いデイサービスや在宅介護について24時間、充実したサービスを県内で最も安い介護保険料で受けられるとのことでした。私も人生の半分を過ぎた年齢に達してしまい、新しい命が毎日生まれている産婦人科での仕事をしていると、ついついこれからの老後のことなど考えるようになりました。

 我が子に自分の老後を託すのは無理なようだし、やがて夫と二人だけで過ごす日がやって来るでしょう。年金も支給されるかどうか分からないし・・・私も心を癒すような烏骨鶏でも世話しようかな?と思ったりしています。自給自足で今までしたことない、慣れない畑仕事に精を出さねばならない日がもうすぐそこまで来ているのかもしれませんね!

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