No,75 平成14年6月21日(金)

■旧交をあたためる■  院長 中山 茂樹
 夏、まっさかりという時期となり、毎日暑い日が続いています。

 先日、私の卒業大学のラグビー部の家族ぐるみの旧交を温めあう会があり、山梨市のフルーツ公園へ行ってきました。

 20年続いている家族会で、初め赤ちゃんで参加していた子がもう大学生という状態です。開業している医師、勤務している医師、半分ずついろいろな所に住んでいるのでいろいろな情報交換が出来、苦労話に花が咲いたり、今、夫婦の危機だとか、もう危機は去ったとか、とりとめもない話を大学生の時代に戻って語り合います。実に楽しい時間です。

 ある友人は“この会だけは子供も積極的に付いてくるんだ”というのでなぜかと聞くと、幼いときから友達になっているので、毎年“また来年会おう”と約束しているらしい、子供たちも独自に旧交を温めているのだ、と言うことでした。また、自分の親の意見よりも、ここに集まって話し合っている時、よその親の意見を妙によく聞き、素直に納得しているのだそうです。家の中だと反抗してなかなか言うことを聞かない子供たちが、ということでした。20年続いていると思わぬところで役に立っているのだなぁ、と思いました。

 うちの子供が最年少で、よその子はみな小学生以上ですから、うちの子は皆に可愛がって貰えました。一番小さいことも得をすることがあるんですね。

 ワールドカップのことなど完全に忘れていた時間でした。しかし、日本も決勝トーナメントに進出できてよかったです。その勢いで不景気も吹っ飛ばして貰いたいものです。

 さて、昨日(20日)、小浜水産高校で「性」の話をして来ましたが、理解して貰えたかなぁ。どんな人も若い時は「性」のことで悩むものですが、環境が整い、祝福される妊娠であることが大切なので、衝動的な性行為の後、悩み、苦しむ妊娠、あげくが中絶、性感染症などになっては生涯心と体に見えない悪い影を落とすものですよ、ということが伝わっていれば幸いです。

 夏かぜがはやっています。気を付けて下さい。

■下手の横好き■  看護婦 吉村 恭子
 看護学生の頃から、色んな事をかじるのが好きで、友達と琴を習いに行ったり、社交ダンスのサークルに参加したりなど、今ではとてもできませんが、楽しんでいました。結婚後、子育てをして家にいた間は、トールペイント、ステンシル、パッチワーク、ガーデニング等などでした。これだけ並べると多趣味のように見えますが、実際は道具を揃えたものの、毎日の生活に追われ、どれも今ではお蔵入りの状態です。先日、押入の掃除の時に、折角揃えた絵の具が固まっているのを見付け、少し悲しくなってしまいました。下手でも好きな事に夢中になったりすることが、私にとってはストレス発散になり、幸せな楽しいひとときです。

通勤途中に見かける玄関先のセンスのよいガーデニングや当院に来られる方が手にされている手の込んだパッチワーク等を目にする度に、少し羨ましいような思いを感じています。末の息子も小学生となり、自分の時間が徐々に取れるようになってきた今、下手の横好きでも、そんな時間と、生活の幅を広げて、心身をリフレッシュしていきたいと思う毎日です。

 あとがき 
1)院長の文と写真にもありますように、院長はこのほど小浜水産高校で性教育の講演をしました。この「スマイルタイムズ」68号(13年11月20日号)には若狭東高校での講演に関して直接書いていますが、高校生対象のこういった講演についてはいつも気がかりなのは、一体、今の高校生は「性」についてどこまで知っているのか、体験しているのか、個人差や地域の特性はどうなのか、ということです。今や都会や田舎も差はないのか、まだタブーな側面もあるだけにピントを合わすのはなかなか困難のようです。
 
2)前号(5月20日号)で真里子Dr.はサッカーW杯を通して日韓文化の再認識を期待する文を書いていましたが、かなりかなえられたのではないでしょうか。「文明」は形ある物、「文化」は心(精神)です。特に若者の間では日韓の垣根はうんと低くなったと思われました。
 
3)当院ミニギャラリーは水口志恵乃(みなくちしげの)さん(市内生守)の版画が続いています。近日中に代わりますのでよくご覧おき下さい。
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