No,48 平成12年3月15日(水)

■インフルエンザ予防のこと■  院長 中山 茂樹
 この間まで雪に埋もれていたのが一転春らしい陽気になりました。

 春といえば山野草の季節です。今時一番好きなカタクリの花が咲くのを心待ちにしています。時間があれば鶴来、勝山のカタクリ群生地に行ってみたいものです。

 話は変わりますが、3月4日にプレイ ステーションUが発売になったので子供のように早くそのゲームをしたくって仕方ないのですが、とうに予約したのに店にまだ入荷しないということで、手に入りません。もっともソフトさえ買えない状況なのですが…(3月15日現在)

 私の場合は1つのゲームを2〜3ケ月かけて楽しみますのできっと小・中学生にも負けるでしょう。本当にこの世界は全く目をむく程の進歩と変化の激動地なのですが、医学の世界はそこまで行かないのでやれやれです。

 さて、本題に入ります。昨年の騒動と言えばインフルエンザワクチンの不足でしたが、そもそもこのワクチンはなぜ一回の接種でよいかといえば、どんなワクチンでもすべて100%抗体ができるものではないので念入りに2回する、ということになったのです。一回でも80〜90%の人に抗体ができますから広く(多く)の人に射ったほうが広がらない、という理屈は正しいわけです。二回射っても抗体のできない人はできないため、先進国では一回接種なのに日本では2回でした(米国では9歳までは2回接種)。疫学的には多くの人に射ったほうが広がる確率は少なくなり、大流行が防げ死亡率も下がることになります。

 今年の流行が少なかったのは広く(多く)の人が接種した、だからワクチンが足りなくなった、と言えるようです。来年はまた流行るかも知れません。より多くの方の1回接種をお勧めしたいと思います。

 また、インフルエンザ用スプレーの治療薬も出ました。よって、特殊なものを除けば、インフルエンザもそうこわくはなくなりましたが、子供はやはり2回接種をお勧めしておきます。より確実に防ぎ、かかっても重篤にならないために。

■生まれた時のこと■  看護助手  神埼 弓子
 この間、2年生の娘に「生まれた時のことを教えて、」と言われました。

 2月の終わり頃に、国語の授業で“おへそってなあに?”を学習していました。また、生活の授業では“こんなに大きくなったよ”の標題で、小さい時の写真や食器を学校へ持って行くことになっていました。それと、生まれた時の様子や名前の由来についてプリント1枚が渡され、書き込むようにと言うことでした。

 そこで私は娘の母子手帳より、身長、体重を写し生まれた時の様子には「平成3年12月12日、初雪が降りました」と書き、そして、名前の由来については「未来に希望を持って明るい子に育って欲しいと願い、未希と名付けました。」と書きました。

 この娘が生まれて何年か経った今になって、お腹にいた時、生まれた時、歩いた時のことなど、覚えている限りのいくつかを話してやりました。

 皆さんも一度は子供さんに聞かれる時があるでしょう。親がそんな話を子供に聞かせてやることでいかに家族みんながひとりの子供の誕生を楽しみに待っていたことか、また、子供っていかに多くの人の愛情で大きくなっていったかを知らせてやりたいものだと思いました。そして、そのことを子供が感じてくれたらいいなあと思いました。

あ と が き
1)当院ミニギャラリーでは前回は名田庄村小倉畑の青柳幸代さんの「押し花」でしたが今回(第21回)は小浜市多田の下中直美さんのグループの「押花」です。押し花でも「し」が入るのと、入らないグループの違いがあります。

2)3D診断装置は高価なものですが、皆さんによかれと思い(喜んで頂きたく)導入しました。
 現在、最も進んだ胎児を映像化する機器。各部位から反射してくる超音波の差異で胎内を立体的に見ることが出来、それを写真やビデオに撮り、保存できます。
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