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No,46 平成12年1月15日(土)
■新しい年に新しい歩みを■ 院長 中山 茂樹
明けましておめでとうございます。
人類の歴史の中で2000年という節目の年に生きていられるのも大きな幸せではないかと思います。
ノストラダムスの予言もコンピューター2000年問題も何事もなくて過ぎました。結構なことですがこういう時こそ天災はいつやって来るか分からないと考え、褌(ふんどし)のひもを締め直すことも必要かと考えます。
それはさておき、昨年7月からかかっておりました当院の増築もいよいよ完工しますので、この1月後半より入院施設は5床増え、少しはゆっくりして頂けるのではないかと思っております。
増築のメインは当院の中に設けます託児室で、思い切って広くしましたので、ゆったりと職員のお子様をお預かり出来るようになります。これで職員の皆様も安心してゆっくり仕事をしていただけるのではないかと考えております。そして、ゆくゆくは入院されます方のお子様も託児室でお預かりできるようにしたいものと思っています。片や、お子様が急な病気でご両親が看病できないような場合は、昼間ならばお子様だけ病室でお預かりすることができるようにしたいものと思っています。
また、エアロビクスなどができる多目的ホールも設けましたので、妊娠中の方にはマタニティビクスを、産後の方にはアフタービクスを、赤ちゃんとのふれあいにはベビービクスをして頂き、運動不足の解消、育児の相談場所としても活用して頂きたいと願っています。この多目的ホールの活用としてこんなことをして欲しいというご希望がございましたら職員の誰にでも提案して下さい。極力、協力させて頂きたいと存じております。
一方、不妊症の方のために対応すべく、特別の室を設けました。不妊で悩んでおられる方に少しでもお役にたてればと思っております。
新しい年の新しい歩みを始めると共に今年も地域の医療に一層お役に立とうと念願しております。何なりと、ご要望がございましたらいつでもおっしゃって下さい。スタッフ一同、邁進したいと存じております。
■私も新婚さんです■ 助産婦 J・S
新年を迎え、新たな気持ちで2000年がスタートしました。
私のお正月は、例年と変わりなく、仕事で明けて行きました。世間ではミレニアムベビーと言わ れる2000年生まれの赤ちゃん、さらに記念すべきその元日に2人お誕生になりました。
さて、毎年届く年賀状はお正月の楽しみの一つです。中でも、助産婦学校時代に学生実習でお世 話になった継続患者さんからの年賀状は、月日の経つ早さを思い知らせてくれます。今年も“あの 時お世話になった赤ちゃんも今ではもう中学生になりました”とのメッセージ。私の中ではいつま でも赤ちゃんのままのイメージの子が、はや中学生になったなんて…と楽しい想像がふくらみます。
話は変わりますが、私もついに結婚し、姓が変わりました。忘れないようにという気持ちと、私の両親の結婚記念日と同じ日ということで、平成11年11月11日に入籍しました。(ミレニアムベビーをしのぐ私の記念日!)
夜勤があったり、待機で呼び出されたりの私の生活パターンにすっかり合わせてもらって、今の ところグチ一つこぼさず、協力してくれている私のだんなさんです。まだ、Nさんと呼ばれる方 がしっくりときますが、徐々にJ・Sに慣れていこうと思っていますので、みなさん、よろしく お願いします。
あ と が き
1)上記、Sさんを含め、当院の女性職員の内5名が昨年結婚されました。時期がきたからか、ミレニアムベビーを狙ってか、いずれにしても新年と併せて、纏めておめでとうございます。
2)増築部分は2階が病室、1階は事業所内託児室とエアロビクスなどができる壁面鏡付の多目的ルーム、それに事務室などです。増床によりお産入院の方々に部屋不足でご迷惑をかけることがかなり解消できると喜んでいます。
3)当院に3次元超音波診断器が導入されました。胎児の顔、手足、性器などを立体的に見る事ができます。
今や、写真やビデオ等による子供の成長記録に、お母さんのおなかの中の映像が加わる時代になりました。