No,40 平成11年7月10日(土)

■困った、困った 国連、エアコン、スクールバス 続 マニラでの生活■
非常勤医師(産婦人科) 宮川 桂子
前回(39号)に引き続いて、宮川先生のマニラでの生活ぶりを執筆頂きました。
 マニラに連れて来て一緒に住むことになっていた2人の子供を、日本人学校に通わせるのに都合のいい住居を探すのに3週間もかかったことを前回書きましたが、で、お金の件はどうしたかと言いますとこれがまた、馬鹿馬鹿しい話なのですが、マニラに着いてからビザを申請すればよい、と言われて来たのに国内に入ってからじゃ労働ビザが取れない、ということを知らされたのです。

 沢山の外国人を沢山の国に送っているはずの国連の事務官にしてこんな馬鹿な手配があるんだと、驚くやらあきれるやら。それで、観光目的で滞在していて期間が切れる前に帰国して、改めてビザを取ってこなければならないということになって、これは私の責任ではありませんから事務所から日本に一時帰国するお金が出たのでした。これは私にとってはむしろ好都合でした。どっちみち、子供を連れに帰るためと、1年分の家賃を工面するために、日本に一度戻らなければならなかったからです。

 さて、こうして2人の子供をマニラに連れて来ることが出来、住居にはメイドも2人雇えたので、私の予定では2人のメイドが2人の子供の面倒を見ながら家事もしてくれ、私のほうは仕事に専念できるはず、でした。

 ところが、住居に入ってみるとエアコンの働きが悪い、冷蔵庫の冷凍室が働いていない、などの問題があって、これを大家に訴えるのですが、すぐには処置してくれない。私の使い方に問題がある、とかそれは勘違いだ、などと言う。それでも食い下がるとやっと電気屋から人をよこしてチェックさせ、後日、エアコンは修理に来たが、冷凍室は直せない。あの暑いマニラで冷凍室が使えないと言うのは殆ど生活が成り立たないようなもので、大変でした。

 何よりもいちいち大家に電話して、押し問答をするのがとてもストレスで、日本だったらもっと事は簡単だのにと思うことしきりでした。このことを国連の事務所で愚痴ったら、そんなことは日常茶飯事だ、とのこと。

 次には、子供の通う日本人学校のスクールバスには毎回、保護者が必ず添乗することになっていて、それは母親の仕事なのですが、仕事(勤め)を持っている母親というのは沢山の日本人の中で私一人だったのです。そこで、毎、朝と午後の内、朝だけにして欲しいと頼んでも「例外は認められないが、その代わり他の人より月1回多く乗ること」と言われ、とてもショックでした。日本人学校は距離にして10km余りしかない所にあるのですが、渋滞の多いマニラの交通事情では片道に40〜50分、ひどい時は2時間以上もかかる時があったのです。朝7時前に出ても帰ってくると9時〜10時になってしまいます。勤務はきっちり決まっているわけではありませんでしたが、多くは8時くらいには出勤していましたので月3回の大遅刻は大変困りました。

 このことについては次回に書かせて頂きます。

■やはり笑顔が一番■  事務 香川 一枝
 “女性は可愛いらしいのが一番”と思う今日この頃です。

 受付に立っていると、いろいろな人と接するのですが、“お世話になりました”“ありがとうございました”と笑顔で挨拶されると、こちらも嬉しくな ります。そして、“人のふり見て我がふり直せ”でそうした良い人のふりを見てこちらとして反省する時が多くあります。特に忙しい時なんかはついつい口だけで、ただ事務的に患者さんの名前を次から次 へと呼んでしまいがちになっています。

 院長が口が酸っぱくなるほど言っておられる「笑顔で挨拶」を忘れず、心から“お大事に”と言えるようにしていきたいと思っています。

 女性は可愛らしいのが一番、笑顔が一番、ということは、これは職場だけに限りませんよね。我が家でも同じことが言えるのかも知れませんが、家では(特に旦那さんなんかには)なかなかできないのは どうしたことでしょうか。

お 知 ら せ
 当院2階の入院患者さんには、厨房を守る栄養士たちは手に入る限りの自然食品を食材にしております。例えば、キャベツ。今、スーパーでは1玉100円位であるのですが、有機栽培だと298円、卵も有精卵なので10個で380円。さて、その違いお分かり頂いているかな。
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