No,35 平成11年2月15日(月)

■懐かしのバレンタインデー■  小児科・内科 医師 中山 真里子
 節分寒波という言葉通り、二月初旬は今冬一番の寒さでした。また、インフルエンザも猛威を振るっていますが皆様はいかがでしょうか。

 寒さに震えながら久しぶりに発見したつららに子供の頃の冬景色が思い起こされ、懐かしいような、少しばかり心はずむような気さえしました。

 つららの長さを見ても昔はもっと寒かった筈ですが、年齢とともに寒がりになってきたようです。この寒い時期、熱くなるのはやはり14日のバレンタインデーでしょうか。今はそわそわすることもなくなりましたが、手作りのプレゼントをと、張り切ったこともありましたっけ。今では甘くもあり、ほろ苦くもある懐かしい想い出ですが、あらためて“出合い”の不思議を感じます。

 人はこの世に生を受けてから、いろいろな出会いを繰り返し、それによって人生も変わってしまいます。私が今ここにこうしているのも夫との出会いがあったからですが、最近はほとんど息子を優先して、申し訳ないけれど夫は二の次となってしまいました。

 夫とならしわくちゃのおじいさんおばあさんになっても、背中を丸めて日なたぼっこをしながら仲良く過ごせるように思い、結婚したんだっけ。子供はといえばいずれ親の元を離れてどこかへ行ってしまい、また夫婦二人に戻るんだから、夫のほうをもっと大事にしなくてはと反省している今日この頃です。

 皆様に習い、明るく笑顔で来院の方々に接するこ出会いの頃の想い出を持ち続けるのは難しいけど時々は思い出す必要がありそうです。“亭主元気で留守がいい”などとと言っていないでバレンタインデーと結婚記念日の年二回くらいは忘れかけた、心の奥に仕舞い込んだ想い出を思い起こすことにしましょう。若者だけのものにしないで、いくつになってもバレンタインデーを楽しみたいものですね。

 お水取りが終わるまで本格的な春はお預けですが寒さの中にも少しずつ春は近づいています。万物が命に満ちあふれる春を、体に気をつけて心待ちにしましょう。

■頭が真っ白になった時■  看護婦 上前 政子
 私がこちらにお世話になって4ケ月も後半にさしかかろうとしております。

 ここを訪ねてきたとき、まず最初に感じたことはとても明かるい職場だということでした。皆様の笑顔に誘われて、こんな職場で働くことができたらと、いう願いを受け入れて頂き、とても嬉しく、有り難く思いました。

 しかし、その喜びも束の間、私にとっては目まぐるしい日々がやって来ました。自分の未熟さ無器用さをまざまざと見せつけられる時期でありました。一つ一つ細かく教えて頂いているときも上半身と頭の中は真っ白。パニック状態のままでした。その時の私は笑顔どころか顔は引きつり、幼な子のようにただただおどおどしているばかりで、今から思い出しても何とも滑稽だったろうと可笑しく恥ずかしく振り返っております。

 何を教えて頂いても、身に付くまでの間、相当の時間を要し、来院の方々やスタッフの皆様にもご迷惑をおかけしたことと思います。今でもまだまだ皆様の足もとにも及びませんが、少しでも近づけるよう、置いてけぼりにならないように努力していきたいと思います。

 皆様に習い、明るく笑顔で来院の方々に接することが出来ますよう、どうぞこれからも宜しくお願い致します。

あ と が き
1)2月に入って5日と12日、2回にわたって久しぶりに大雪が降りました。と言っても当院付近は2〜30cmくらい。同じ県でも奥越方面は1〜2mも降ったということを聞くと、つくづく大変だな、と思いやられます。
  さて、除雪に際して感銘したこと。ジムニーという軽RV車には専用の除雪装置(ハイド板)を作っている会社が富山県にありました。残念ながらその会社は潰れましたが、そのユニークさに感銘。そしてその装置の中の親指くらいのギヤが壊われました。そしたら京都の小さな町工場がてくれました。それに感銘。日本万歳という気持でした。この装置で当院の駐車場の除雪を行なっております。

2)当院ミニギャラリーは引き続き押し花の美術作品を展示していますが2月からは 田中幸代さん の作品に差し替えました。素材の違いでこんなに感じの変化を造り出せるものかと感心します。どうかごゆっくりご覧ください。
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