No,32 平成10年11月10日(火)

■続 マニラ報告■  非常勤医師(産婦人科) 宮川 桂子
 当紙30号[9月11日発行]の続きです。宮川先生は目下、フィリピンのマニラで、UN−AIDS[国連エイズ対策]の一員として、活躍されています。現状をFAXで送っていただきました。
 HIV(エイズ)患者は、特に発展途上国を中心に大問題になっています。ケニアなどでは大都市の妊婦の4人に1人がHIVに感染している、という信じられない状況です。そこで、国連ではこの問題に対する様々な対策を取ってきましたが、このことは保健医療の枠を越えて、広く社会、人権、開発の視点で捉えなければならないし、啓豪活動では、教育、宗教、生活習慣、男女関係、女性の地位の問題として取り組まねばなりません。

 例えば、余りに多くの人が感染しているような社会では、感染者の大部分が若い労働者であるため、主な働き手が死んでいくという、社会問題、経済問題となり、感染者は多くの場合、職場や家庭で差別されるので、人権問題ともなります。

 性行為で感染することが分かっても、性行為の時、コンドームが使えるかは、宗教や文化の問題ともなります。

 そういう中で、WHO(国連保健機構)は主に保健医療の問題として、World Bankは開発、社会問題として、UNICEF(国連子供基金)は教育、母子感染の問題としてUNFPA(国連人口基金)は家族計画の問題として(コンドームを配布する)、別の機関では人権問題として、等バラバラに対応して来ました。UN−AISはそれら国連機関の諸活動を調整し、重複がないように、また、足りないと思われる分野に人や資金を回すことを目的として設立されました。特に発展途上国の政府に働きかけて対策を立てたり、実行したりお手伝いをするのが目的の一つとなっています。

 そういった基本的なことをジュネーブで学んでから、ここマニラにやってきました。

 基本的なことは分かっても実際に何をするのか、は現場でやってみないと分からないものです。
 しかし、現実にマニラで待ち受けていたものは、そんな仕事よりも、もっと基本的なこと、私(と子供2人)の生活環境を整えるという大仕事であったわけです。(以下続く)

■おからのクッキー■  栄養士  勝山 真弓
 11月に入り、食欲の秋も終わったかなという頃ですが、私の食欲は衰えることなく続行中です。これではいけないと思い、カロリーの低いおやつについて少し調べてみました。皆さんもぜひ参考にして下さい。

 さて、おからは栄養価は高くありませんが、カルシウムは豊富な食品です。おからは今、話題になっている食物繊維もたっぷり含んでいます。この繊維は消化されないのでノンカロリー、その上、整腸作用や消化器系のがんを防ぐ働きがあるとも言われています。このおからを使ったおやつを紹介します。

カロリーの低いおやつ  おからクッキー

「材料」
おから120g : こむぎこ100g : ばたー70g : 砂糖100g
卵1ケ : 飾りようクルミ刻み 1/3カップ : ドライフルーツ少々
シナモン : バニラエッセンス : ベーキンブパウダー:塩、小匙1

「作り方」
@おからをから焙りする
A小麦粉、ベーキングパウダー、塩をあわせてふるう
Bバターと砂糖をクリーム情に練り、卵を加えて練る
CバニラエッセンスにAを加え、さっくり混ぜる
DCの半分を棒状にしてラップに包み、冷凍庫で固める
E残りの半分のタネにシナモンを入れ、型抜きする
FDが固まったら、6〜7ミリの厚さに切り、天版に並べ、200℃中断のオーブンで13〜15分程度焼く。


 結構ボリュームはあって、これでたったの100kcalのおやつです。

お 知 ら せ
1)インフルエンザの予防接種を行っております。1回3000円、3週間ほど後、もう1回するのが効果的とされております。

2)9月より玄関に 出口良平さん(小浜市高塚)の大輪の菊が6鉢、偉容を誇っています。出口さんは菊作りの名人であると共に、日本マスターズ選手権大会で高跳び、幅跳びの1,2位の記録保持者でもあります。秋の高貴な薫る菊花をお楽しみ下さい。
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