No,20 平成9年11月10日(月)

■再び 猫の事から■  総務 松井 正
 丁度1年前の当紙で、生れてすぐ人間に育てられた犬と野良で育った猫の違いを書きましたが、その後、1年間毎日餌をやり続けていても(でも、なにせ家の回りは田圃と野ッ原なので必要量の半分は地虫や、昆虫、モグラや小鳥を食っていて)相変わらず、猫は私に気を許してくれません。犬のほうも猫を舐めたり、自分の小屋に寝かせたりしていますが、鎖に繋がれている犬の前を猫は知らん振りして通って行きます。犬はくんくんと鼻を鳴らしたり、時には吠えたりして気を引こうとしてもどこ吹く風です。

 さて、その猫は今年5月と10月に4匹ずつの子を生みましたが、5月に生んだのは1ケ月程は大事に育てていたのに、ある日1匹いなくなり、2匹いなくなり、ついに総ていなくなってしまいました。10月に生んだのは10日程ですっかりいなくなりました。一体どこへやったのやら、家内と一緒に誠に不思議がっているのですが、遥として分かりません。そう言えば“猿の母親は赤ん坊を抱いて山野を巡り、赤ん坊が死んでも抱き続けている”という美談を教わったことが有りましたが、実は母猿はある日平気でぽいと捨てるという話を、後日読みました。人間も10歳までに言語を習得しなかったら死ぬまでかかっても20語も理解できない、と言われています。「教育されて初めて人間」を又しみじみ思った次第です。

■6度目の授かりもの■  三方町  蛭子谷 陽子
  私はこの秋、待望の赤ちゃんを出産しました。5度の流産、前回は19週での流産を経ての出産でした。死んでしまった赤ちゃんを見ては何度諦めようと思った事でしょう。妊娠しない方がいいんじゃないかとまで考えました。でも、どうしても元気な赤ちゃんが生みたくて今回は大事をとって妊娠5週から入院しました。お腹の張りが続き、注射や点滴での治療、8ケ月間、毎日がドキドキでした。流産した夢を見ては目を覚ます事も何度もありましたが赤ちゃんに会える日を信じて頑張りました。いざ陣痛が始まって見ると、痛みよりも分娩台で出産しようとしている事が嬉しくて苦しさを忘れ涙しました。

 赤ちゃんの泣き声を聞いた時、生きているという喜びと同時に、今までとは別の人生を歩み始めたと感じました。おめでとうと言われながら退院する時は喜びがこみ上げて仕方ありませんでした。

 家での赤ちゃんとのこの心穏やかな日々を下さっ先生や看護婦さん、本当にありがとう。
 最後に赤ちゃんへ、生まれてくれてありがとう。

■私の挑戦■  看護婦 三久保 幸子
 8月1日から当院で働いて早丸3ヶ月が経ちました。

 夏の暑い中、チャリンコで通っていたのが随分前のような気がします。8月末にやっと免許を取得し車で通勤できるようになったのですが、車庫入れがいまだうまく出来ず、チャリンコで通っていたときより早く着いているのに車庫入れに時間がかかり、結局、チャリンコ時代より遅く、詰め所に着く有様です。「車の運転は運動神経の良し悪しではなく、センスだと思う」と、お世話になった自動車学校の先生は私に言ってくれましたが、免許を取ったその日の内に車をぶっつけたのは救いようのないセンスだということでしょうか。

 私の挑戦は車庫入れ上手だけでなく、まだまだあります。先ず、303号線を制覇すること。次、高速道路を走ること(出来れば名神高速)。

 もうすぐ北陸の厳しい冬がきます。暖冬を願う若葉マークの私です。

(編者注 みなさん、福井 5287の車には、今しばらく、近づかないようにお気をつけあそばせ。ジョウダン!)

再び 募集
 4月に書きましたら少し問い合わせがありましたがまだ一つも実っていません。当院職員の所へご養子さんにきて下さる方、どなたかいらっしゃいませんか。総務松井まで。
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