&



不妊相談
Q165.過去に2度、虫垂炎から腹膜炎となり、開腹手術をしています。今年より、赤ちゃんがほしいと思い、基礎体温をつけ、市販の排卵検査薬を利用してトライしています。隔月で反応の濃淡があるものの、ここ2ヶ月はタイミング的にはばっちりなのですが、妊娠にいたりません。自然妊娠を望んではいますが、過去の炎症の影響が卵管などに残っているのではないかと心配で、病院にかかりました。結果、前述の話からすると、卵管機能の障害の可能性が高いので、年齢(今年で32です)を踏まえて、早めに体外受精へ切り替えたほうがよほど確率は高いといわれました。これまでのところ、血液検査、卵管通水検査をしており、血液検査では基準値内ではあるがプロラクチンが高め、そのほかは問題はないとのことでした。これまでの妊娠&中絶の経験はありません。今月は排卵もしているといわれまして、受精および着床しやすいようにと計3回注射をすすめられています。
@2回の虫垂炎&腹膜炎を経験している場合には卵管内への影響はやはり大きいのでしょうか、また最後の手術から2年経過していますが、通常生活において機能快復の可能性はあるのでしょうか。
A今回は排卵の確認をしてもらっており、基礎体温も高温期、タイミングも合っています。妊娠に至らない場合には、体外受精を想定した不妊治療を始めることが最適なのでしょうか。それとも、自然妊娠する方法はほかにあるのでしょうか。
 32歳・女性
@に関しましては卵管造影をされて、癒着の程度をチェックされた方がよろしいでしょう。
A卵管癒着及び通過障害が無いようでしたら、自然妊娠も十分可能と考えます。

   ホームへ