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産科
Q329.42歳で胚移植の合間のお休み期間に奇跡的に自然妊娠し、14週まで順調に来ていたのですが、突然の大出血があり、緊急入院をしました。主治医の見解では「低置胎盤が影響した出血では?」ということで、ズファジランの24時間点滴を受けずっと安静を続け、3週間後に退院しました。大出血は最初の日に2回起きたあとは、一切ありません。現在も自宅で安静を心がけていますが、心配なのはいまだにごく少量ですがずっと茶褐色の出血があることです。服薬はしていません。お腹の張りや痛み等はほとんど感じないのですが、ごく微量の出血が大出血以来4週間近く続いているのはどうしてでしょうか?主治医にも何度も訴えましたが、鮮血でなければ心配ないとおっしゃいます。大出血(塊も出ました)の残りの血が下りてきているのだろうということですが、1ヵ月近くも経つのに、まだ残りがある?って不思議な気がするのです。いまのところ赤ちゃんは元気で、生育状態は問題ないと言われています。何か他の原因があるのではないでしょうか?胎盤の位置は低めだけれど、子宮口にはまだ距離があるし、17週だからまだまだ子宮が大きくなって胎盤の位置も上がる可能性があるから大丈夫と主治医は仰います。中山先生はどう思われますか? 42歳・女性
おめでとうございます。
さて、低位胎盤の出血後、そのエリアに血塊があり、それがゆっくり融解して茶色のおりものとして出てきているものと思います。胎盤が上がるまで再度出血されないように注意して下さい。又、血塊に感染が起こらないように、おりものには注意して下さい。
とくに赤ちゃんの発育等に何ら影響はないと思います。今のところ規則正しい生活と安静が重要と考えます。

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