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婦人科
Q357.スイスに住んでいる38歳一児の母です。4年前に出産したのですが、それ以来鉄分不足が深刻で、何度も錠剤での治療をしてきましたが、最近になって私の生理が重いために錠剤である程度戻っても毎月生理が来るたびに鉄分が失われているのではないかということとで、避妊も出来て一石二鳥の Mirenaを入れました。去年の11月のことです。Mirenaがなじむまで半年くらいは不正出血があるとは聞いていたのですが、毎日ずっと出血が止まらず、7ヶ月過ぎても同じ状況、そしてナプキンをいつもしているためか陰部のかゆみも激しくなってしまいました。一時はカンジタになってしまって治療をしましたが、治ってもかゆみは収まらず、漂白剤を使っていない通気性のいいおりものシートに変えたりタンポンを使ったりしていますがかゆみはおさまりません。
そして丁度3ヶ月前に、かゆみを抑えるにはまずは出血を止めないとダメだと言う考えから、「3ヶ月注射」とこっちでは言われている注射を受けました。専門的な名前が分からないのですが、筋腫等で出血した場合に3〜5ヶ月間止血するときに使う注射らしいです。その注射を受けてから一時大量出血してしまいましたが、その後は治まり、それでも毎日少し出血している状態です。ですからその注射は効かなかった といってもいいくらいだと思います。今週、その注射をして3ヶ月目の検診があるので、その時にまだよく効いていないのならもう一度注射をしましょうといわれています。ただ、私はこの出血もかゆみももういやなのでもう一度注射をするのではなく、Mirenaを取ってしまったほうがいいのではと思い始めています 。
もう一つ深刻な問題がかゆみです。夜も時々目が覚めるくらいのかゆみなので、これがなくなるのなら何でもするというくらいもううんざりしています。果たしてMirenaを取ることでまずかゆみが解決するのかと言うのが私の疑問なのですが。すべてはMirenaを入れてから起きていることなので。
なにかご存知のこと、アドバイスがありましたらよろしくお願いいたします。
 38歳・女性
除去されてとくに筋腫がなければ、
ピル療法等でもよろしいのではないかと考えます。
今のところホルモン的副作用の痒みと思われますので、
ピルで全ての症状が軽減するものと思いますが。
日本ではピル療法等で生理の量を減らして、
鉄剤投与にて貧血を治してゆく方法をとると思います。
又、Mirenaという黄体ホルモン作用の副作用を除去することにより、
痒みの元を取ったほうがよいと思いますが。

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